「玄関ドアが古くなってきたけど、新しく買い替えるべきかな?」
「二世帯住宅にするから、玄関ドアも広くしたいな」
そんな疑問や希望が生まれたときこそ、玄関ドアのリフォームに最適なタイミングです。本記事ではリフォームをおすすめする理由から費用を抑えるコツまで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
玄関ドアをリフォームすべきタイミング
玄関ドアをリフォームするのに最適なタイミングは以下の4つです。
- 経年劣化による症状がみられるとき
- 防犯性を高くしたいとき
- 玄関の暗さが気になるとき
- 冬の寒さや結露が気になるとき
それぞれの状況について詳しくみていきましょう。
経年劣化による症状がみられるとき
玄関ドアが劣化して以下のような症状が起きている場合は、リフォームのタイミングです。
- 開閉時に軋む
- 開閉がしにくい
- 取っ手や錠前などに錆・がたつきがある
ドアの耐用年数は材質にもよりますが、おおむね10~15年といわれています。
10年以上経過していて、なおかつ気になる症状がある場合にはなるべく早くリフォームを行いましょう。
防犯性を高くしたいとき
防犯性を高くしたいときにも、玄関ドアのリフォームがおすすめです。なぜなら、近年では防犯性の高いスマートキーを使用した製品が登場しているためです。
鍵の種類は自動で開閉できるスマホ連携式タイプ、鍵の紛失リスクがない指紋認証タイプなどさまざま。たとえば窓や玄関ドア専門のサイト「MADOPRO」では、空き巣に開けられにくく鍵の閉め忘れも防ぐ機能が付いた製品を販売しています。
新しいものに交換する際には、こうしたセキュリティ機能もチェックしてみてください。
玄関の暗さが気になるとき
玄関の暗さが気になる場合は、採光窓が付いている玄関ドアへのリフォームがおすすめです。電気代をかけることなく、明るく開放的な雰囲気にできますよ。
さらに、窓の柄やデザインで外観の雰囲気をガラリと変えることも可能です。
冬の寒さや結露が気になるとき
冬の寒さや結露が気になるのなら、断熱性能の高い玄関ドアへのリフォームを検討してみましょう。最も開閉回数が多い箇所を断熱にすることで、家全体を温かく保つ効果が期待できます。
また、外気温との差で起きる窓の結露を防ぐのにも役立ちます。
玄関ドアをリフォームするメリット
玄関ドアのリフォームによるメリットは以下の通りです。
- 家の雰囲気を変えられる
- 室内環境が良くなる
- 外出時の煩わしさがなくなる
- 防犯面での安心感を得られる
既存の者とは異なるデザインや性能の製品を選ぶことで、外観の雰囲気が変わり室内環境も良くなります。
ドアの軋みや開閉時の不具合も亡くなるため、外出のたびに感じていた煩わしさもなくなるでしょう。
また、防犯性能の高いものを選べば安心感にも繋がります。
参照:玄関ドアリフォームのメリットとデメリットは?玄関をリフォームするときの判断基準を解説
玄関ドアのリフォームの費用相場
玄関ドアのリフォーム費用は施工内容により異なります。
一般的な相場は以下の通りです。
- 新しいドアに交換する場合は20~50万円
- 網戸から引き戸など異なる形状にする場合は50~100万円
断熱効果の高いものやスマートキー搭載のものなど、性能が高いものは相場よりも高くなります。予算内に収めたい方や費用に不安がある方は、事前に見積もりを出してもらうと安心です。
玄関ドアのリフォーム費用を安くする方法
国や自治体ではリフォームにかかる費用の一部を助成する、補助金制度を設けています。
玄関ドアの交換に使える制度と最大補助金額は以下の通りです。
制度の名称 | 補助金額の上限 |
子育てエコホーム支援事業 | 20万円 ※ |
介護保険における住宅改修 | 18万円(支給限度基準額の9割) |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 120万円 ※ |
長期優良住宅課リフォーム推進事業 | 160万円 ※ |
先進的窓リノベ事業 | 200万円 |
※一部例外あり
上記の制度は既定の条件を満たした場合に利用できます。
「玄関ドアはリフォームしたいけど、費用は抑えたい…」という方は、これらの制度について調べてみてください。
玄関ドアのリフォームで我が家を快適にしよう!
玄関ドアのリフォームには家の雰囲気を変えたり住み心地を良くしたりと、さまざまなメリットがあります。しかし、費用がかかるため、手軽に試せるものではありません。
取り付け後に公開しないためにも、ドアの種類・機能・施工費用などを見比べて最適なものを選びましょう。